理想の観劇生活を目指して

おはようございます、ごろりんもっちゃです。
今日は珍しく、夕方まで予定(観劇)なし!
なんでこんなに久しぶりなんだろう?と振り返ってみたけれど、今月はミュージカル「王家の紋章」で帝劇という名のナイルに通い詰めていたからな…自業自得でした。笑

お昼は夏日になるそうですが、まだ気温も上がっていなくて心地よい(朝7時現在)。
せっかく時間もあるので、自分が最近考えている、
理想の観劇生活のためにできること、すべきこと
をこの機会に整理してみたいと思います。

1.家計管理

いきなり生々しい!
けれど、先立つものが無ければ大好きなあの世界に浸れないということと、予算枠を決めておかないと「また今月もこんなに使ってしまった…」という罪悪感がちくちくと刺さるので、ここは明確にしないといけない。
世間一般的にはDINKSの今が一番の貯めどきなのもわかるのですが、明確な目標も無いまま節約節約で、「何を楽しみに生きてるの?」とはなりたくない。
だから自分の観劇予算はがっちり確保して(笑)、その分家計全体を見直して抑えられるところは抑え、また長期的な資産管理についても勉強しないといけないな、と思う今日この頃です。

2.観劇のための英語を学ぶ

こう書くと「本場のミュージカルを観たいのね」と思われそうですが、それより一番の目標は、歌舞伎や文楽など、日本で観劇を楽しむ海外の方に魅力を伝えられるような英語を学びたいと考えています。
最近はそうした公演で海外の方をお見かけすることが多く、たまたま席が隣だったりでお話しすることもあるのですが、
・自分の席はどこ?
(チケットには「〇階△列××番」と書いてあるのですが、階・列・番といった漢字が読めない。)
・文楽では笑ってもいいの?
・拍手をしてもいいの?
・カーテンコールは無いの?
中でも難しかったのはコレ!

呂太夫襲名祝い

文楽の呂太夫襲名披露のお祝い。
まず、「襲名」って英語でどう言えばいいの…!?
どなたか分かる方いらしたら教えてください。。

せっかく日本の劇場にいらしているので、少しでも楽しい思い出を持って帰っていただきたい。
聞いて下さる方はたいがいお優しいので私のルー語もなんとか理解しようと努めてくださるのですが、やっぱり英語でコミュニケーションしたいという思いが強まっています。
でもTOEICやオンライン英会話では決まったテキストを使うことがほとんどなので、あまり好きではないのです。
私の会社の形態とも違うし。
目標をどう設定するべきか、それをどうしたら達成できるのか、検討中です。

3.家事もろもろ

ブログ記事書くにもyoutubeで動画見るにも、やっぱり綺麗なお部屋が良いし!
楽しいことばっかりしてちゃダメですな。
頑張ろう・・・

よーしまずは片づけしまっす!!!
ではでは~
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【感想】5月文楽公演第二部 「加賀見山旧錦絵」2(国立劇場)

こんばんは、ごろりんもっちゃです。
聞いたところによると、今日は鶴澤藤蔵さんの三味線の皮が破れたとか!
藤蔵さんのエネルギーが溢れてしまったのでしょうか!?
ご本人も観客も驚いたことでしょうが、ライブならではのハプニングも一つの醍醐味かもしれません。
藤蔵さんのご出演されている第一部の「菅原伝授手習鑑」、私も観たいけど…チケット取れない…

さて、第二部「加賀見山旧錦絵」の後半、草履打の段~奥庭の段。
あらすじはこちら

この話は悪役・局岩藤が中老尾上をいびり倒すところから始まる。
そのいびり具合が一つの見どころですが、まぁ~ねちっこいねちっこい!!!

現代語訳すると
・イヤミを言う→からの「あっごめーん、気に障ったぁ~?」
・うわっ、金持ちのいやらしさが顔に出てるわぁ。金持ち面しないでくれるぅ?
・〇〇は誰に習ったの?(相手が経験無いのを知っていて言う)→相手が押し黙る→うそっ、習ったことないのぉ~!?信じられなーい!!
・からの「給料泥棒」「給料泥棒」「給料泥棒」(相手が最も言われたくないことを執拗に繰り返す)

…どうです?
女の腐ったような女でしょう。
このいやみったらしさ、それも時には「えぇえぇあなたのための指導ですのよ」といった変化球を盛り込みながらの性格の悪さを、津駒太夫さんが存分に表現してくださいました。
一本調子だと時間が過ぎるのを待てば良いけど、一言一言が緩急織り交ぜてうざったいのです…
おかげで次の10分間休憩はイライラしっぱなしでした。

いびられる相手の尾上は実際には性格も良く、周りからも慕われる働き者なのですが、武家出身者に囲まれた大奥の中では珍しい商人の娘。
岩藤はそこを突いて、お家乗っ取りの邪魔になる尾上を追い出そうと画策。
ついには自分の草履を思いっきり地べたにこすりつけ、その草履で尾上を叩きのめします。
尾上は立場上ひたすら耐えるしかなく(その場では「ありがたいご指導」と言って周りを諫め)、それでも大勢の人前でそんな侮辱を受けた彼女は自害する覚悟をひそかに固めるのでした…
尾上天使すぎだよー
岩藤の悪事の情報を掴んでいたわけだし、破れかぶれでもなんでも反撃…したくてもできないのが尾上に課せられた「枷」なのでしょうね。
あと裕福な家で、ご両親に大切に育てられたんだろうな。

尾上に仕えるお初は、とにかく尾上大好きっ子。
なおかつ空気の読める聡い子でもあるので、芝居の話にかこつけて尾上の本心を聞き出そうとする。
尾上はとにかく耐え忍ぶ人だから「岩藤め~!!!」とは絶対言わないのですが、
ここで忠臣蔵の塩冶判官の気持ちわかる…と言ったことから、お初はちょっと安心するんだよね。
尾上もやり返すくらいの気持ちがあるなら、自害はしないだろう。
とちょっぴり安心した上で、死を覚悟で復讐する塩冶判官を批判しつつ、尾上に「だから死なないでくださいね」とダメ押し。
この場面でお初は尾上の肩を揉みほぐしていて、その写真がチラシにも使われています。
これが、後から見る度に泣けるんだぁ…

あ!
順番が前後しましたが、岩藤とお初の絡みの場面での岩藤のいやらしさ炸裂。
「怖くないよ?こっちにおいで?」…魔王か。
この場面(廊下の段)は咲甫太夫さんが、高めの猫なで声からドスの効いた脅しまで様々な表情を見せてくださいました。
地声は低いのに、あんなに彩り豊かに表現できるなんて。
また声量もあるので、芝居の空気をぐーっと押し出して感じさせる、そんな太夫のお一人です。

尾上の死を経て、チャキチャキ娘だったお初が髪を振り乱し、「烈女」に変わる。
そして岩藤を討ち果たし、仇討を成し遂げる、まさに「女忠臣蔵」そのままの作品でした。
でも忠臣蔵より展開が早く、また絵面が華やかな女性同士の物語ということもあり飽きずに楽しめました!!
なんだろな、岩藤の嫌がらせの方法やお初の頭の回転の良さ&意志を感じさせる部分がすごく現代にも通じるキャラクターだと思います。
お初ちゃんとイライラ上司の話したら、たぶん女子会みたいに話せるんじゃないかしら。笑

自分は観劇好きと言いつつ、ジャンル問わずつまらないと感じたらすぐ寝る習性の持ち主なのですが、
この作品は一度も落ちなかった。
第一部に比べたらだいぶ席は取れるので(呂太夫襲名の口上はロビー映像で見られます)、迷っている方はぜひ!
前半いまいちだな~と思っても後半の方が面白いので、適宜休憩を取りながら女忠臣蔵を楽しんでいただきたいです。

長くなったぁ!
明日も仕事なので寝ます!ではでは~

【感想】5月文楽公演第二部 「加賀見山旧錦絵」1(国立劇場)

こんばんは、ごろりんもっちゃです。
ニュースで知りましたが、中村獅童さんが肺腺がんとのこと。
幸い「奇跡的」とおっしゃるほど早期に見つかったそうですので、また歌舞伎の舞台でお目にかかれるのを楽しみに待ちたいと思います。

さて、先日国立劇場で
文楽第二部「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)
を観てきました。
「女忠臣蔵」と呼ばれる演目で、東京での上演は14年ぶりとのこと。
つらつら感想など書いてみたいと思います。
あらすじはこちら

まず、この話は前半と後半の大きく二つに分けられます。
(前半:筑摩川の段・又助住家の段、後半:草履打ちの段~奥庭の段)
この二つのエピソードの繋がりがほとんど無いように感じられて、一つの作品として上演する必要があったのかよくわからなかった。
古典でなおかつ本来はもっと長い作品の一部を抜き出しているから、物語の繋がりがちぐはぐなのは仕方がないかもしれません。
最初から、別個のエピソードとして考えた方が楽かも。

(1)筑摩川の段・又助住家の段

仇討物は数あれど、
「敵と間違えて殿様討っちゃいました」
という珍しいパターン。
この場面の主人公・又助は忠義の男。
荒れ狂う川を泳いで、主君に仇なす敵を討ち取った…はずだった。

それから5年。
失われた家宝を取り返し、やっと国に帰れる!主君に仕えるぞ!と喜んだその瞬間に、
仕えるべき主君はすでに自分が斬り殺していたことを知る又助。
又助はたしかに殿様に対する忠誠が厚かったのですが、身分が低い下級武士だったため、
実は殿様の顔を見たことがなかったのです。
そのため、敵の言葉に騙されてしまったのが悲劇の始まり。

上記の事実が判明し、「お前が殿を殺したのか!」と又助を刺すのが求馬という男なのですが、
そもそも家宝を奪われたのはこの求馬が原因であって、それ以来ずっと又助の家に居候させてもらっていたんですよねぇ。
又助の子供、「自分も他の子みたいにきれいな服が着たい」ってよ。
もともと貧しい又助が子供にこんなこと言わせるほど生活を切り詰めて求馬を助けていたというのに!
そりゃあ殿を殺した人間を許せる訳ないけど…
と、おそらく本筋とはやや外れた部分で悶々と感じておりました。
最近はどの芝居を観ても、割と「お母さん」な目線で考えてしまいます。
年齢のせいかな。笑

ちなみにこの後、
又助は自分の子どもを殺して自害し、妻も夫を追って死にます。

この流れは歌舞伎や文楽ではあるあるな展開なのですが、文字に起こすと意味わからんですよね…
もちろん一人一人の行動には武士社会の「忠義」を基盤とした確固たる理由があるのですが、
今の感覚だと、「会社」に置き換えても到底及ばないし、理解はできるけれど本当にはわからないなぁ、というのが正直なところ。
逆に気になるのが、江戸時代の観客はこうした武士像をどう捉えていたのだろう? ということ。
もちろん「あるべき侍の姿、素晴らしい!」という理想でもあったのでしょうが、「武士は忠義のためにここまでしなきゃなんだよ、かわいそうだね」という、一種の哀れみなり皮肉めいた感情もあったのかなぁ。

そんなこんなでずいぶん長くなってしまいました、
芝居としては後半の方が面白いのですがそれはまた明日ご紹介したいと思います!
ではでは~

はじめまして

「ごろりんもっちゃの観劇日記」へようこそ!
ご覧くださりありがとうございます。

私は中学生の頃からアラサーの今に至るまで観劇を趣味としていて、呆れた家族から
「それだけ観るならブログでもやればぁ?」

…この一言からこの観劇日記が誕生しました(今思えば皮肉だったのかもしれない)。

劇場での感動をそのままお伝えできればいいなぁと考えております。
特に歌舞伎や文楽は「難しい」というイメージで敬遠されがちなので、このブログでは自分の勉強も兼ねて、
あらすじや人物相関図を「予習用」としてアップする予定です。

ゆるゆるとお付き合いいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


ごろりんもっちゃ
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《ごろりんもっちゃ年表》

0歳    予定日より2週間遅れで生まれる。この時点でもうとろい。
幼少期  ドリーマー発症。未だ完治の兆しは無く、こじらせる一方。
少女期  劇団四季「ミュージカル李香蘭」で川島芳子役・保坂知寿さんの歌声に衝撃を受け、ミュヲタの仲間入りを果たす。
大学生  上京して劇場は星の数ほどあれど、お金が無い。劇場に通えなかった暗黒期。
社会人  ふらっと観た歌舞伎「俊寛」で息が詰まるほど号泣。暗黒期の反動、ひたすら劇場にお財布を落とす日々。
プロフィール

Author:ごろりんもっちゃ
観劇と甘いものをこよなく愛するアラサードリ―マー。
主に都内の劇場に生息しているが、そうでなければ布団かこたつにくるまれている。
見かねた家族からダイエットDVDを渡されてようやく焦り始めた今日この頃。

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